神葬祭・年祭など

ご自宅、葬祭会館または神社での祭儀も承っております。
お墓での埋葬祭もご奉仕しております。
なお、年祭につきましては帰幽日(亡くなられた日)よりも少し前に行うことが多いようです。
櫻山神社 019-622-2061

※年祭・埋葬祭などにつきましては、ご都合のよろしい日時をお知らせいただき、当社職員とお打ち合わせ頂きます。

神葬祭
SHINSOSAI
神葬祭
 古くより受け継がれてきた日本固有の信仰を神道といいます。その信仰に基づく葬祭が「神葬祭」であり、神職の奉仕により厳粛に執り行われます。
 仏教における理想は死後に涅槃成仏という状態に至ることですが、これに対して神道は現世を第一義に考えています。人は神様より「みたま」をいただいて、この世に生を享け、死に際して神様の許へ帰ります。 亡くなった後もその「みたま」は不滅であり、まつられて鎮まった「みたま」は、子孫を見守る祖霊となります。
 こうした考え方により、神葬祭では故人の生前の功績を讃えてご遺徳を偲び奉り、ご加護を祈り、「みたま」の安らかなることを祈るのです。

神葬祭の流れ

~納棺の儀から百日祭まで~

一、納棺の儀
ご遺体を棺に納めます。
二、通夜祭・遷霊祭
葬場祭の前夜に行います。生前と同様、故人に奉仕する儀です。
三、出棺祭
出棺にあたり霊前にその由を告げます。
四、火葬祭
ご遺体を火葬に附します。
五、葬場祭
故人と最後の別れを行う儀(告別式)です。
六、帰家祭
葬儀終了の由を霊前に奉告します。
七、毎十日祭
十日ごとに鄭重に行うお祭りです(十日祭より五十日祭まで)。
特に五十日祭は節目をなすものとして鄭重に行います。
八、埋葬祭
ご遺骨を墓所に納める儀です。
九、清祓の儀
忌明けに行う清めの儀で、五十日祭後に行うのが一般的です。
十、百日祭
百日目に行うお祭りです。
  • 解 説

  • 二、通夜祭は夜を徹して故人の御霊を慰めるおまつりです。遷霊祭は「みたまうつし」ともいい、故人の霊を霊璽に遷す儀式です。
  • 五、葬場祭とは故人に最後の訣別を告げる最大の重儀です。 神饌をお供えし、故人の経歴・功績・人柄を称え、これからは家の守り神となられるよう祈りを込めて祭詞が奏上されます。 会葬者がご霊前に玉串をお供えして拝礼し、故人に別れを告げます。
  • 十、百日祭までが「霊祭」であり、一般的には五十日祭を以て忌明けとされます。五十日祭の後、霊璽を御霊舎におまつりし、また神棚のおまつりも再開します。

年祭(式年祭)

年祭は概ね下記の通りですが、節目の年などに行うこともあります。
まずはじめにご都合のよろしい日時をお知らせいただきます。
櫻山神社 019-622-2061

~一年祭から五十年祭~

一年祭は、亡くなって満一年で行いますが、三年祭以降は数えで行います。
したがって、一年祭を行った翌年は三年祭を行うことになります。

年祭(式年祭)
NENSAI
式年祭
初穂料:30,000円
 亡くなられてから満一年目に一年祭を、満二年目に三年祭、さらに五年祭、十年祭と行い、その後は概ね十年ごとに行います。 ご家族が元気で睦まじく生活していることを奉告すると共に、いつもお守り頂いていることに感謝します。 こうして手厚いおまつりが続けられ、五十年が経つと「祭り上げ」(弔い上げ)となり、亡くなられた方の霊は清められて、神と祖先のもとに帰ると言われています。